こどもを伸ばすため大切なこと

ひとりひとり、子どもは違う力を持っています。

こどもの持っている力を伸ばすうえで大切なことをお伝えします。

これは、将来的な「学力」、「生きる力」につながってくると思います。

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①子どもが興味を持っていることは何か、観察しましょう

まず、子どもが何に興味を持っているか、よく観察しましょう

幼稚園くらいになると、昆虫をじっと観察したり、

工作が好きだったり、好きなテレビ番組があったり、

運動が好きだったり、、、、色々な個性が出てきます。

友だちから影響されて色々な活動に興味を持つようになります。

まず、何に関心を持っているのか、どんなことが好きなのか、を知ることが大事です。

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②興味・関心を広げるように関わる

子どもが、興味・関心を持っていること、好きなことがあれば、

そのことについて、話したり、本を読んだり、テレビを見たり、深めていけるようサポートします。

その時、親も一緒に、面白がって、楽しんで、深めていくことが大事です。

わが家の下の子、たろうちゃんは、「生き物」が好きでした。

生き物が出てくるテレビを喜んで見ていました。

そこから、親も一緒に、生き物や昆虫の図鑑を買って読んだり、付属のDVDを見たりしました。

親も知らないような面白いことがたくさんあり、

「面白いね!すごいね!」と興味を持って関わりました。

動物園に行ったり、NHKや民放でやっている生き物の番組を録画したり。

そうしているうちに、「恐竜」がいたことを知り、興味を持ちます(5歳ごろ)。

そこで、福井恐竜博物館に出かけて、恐竜の展示を見て、衝撃を受けます。
(その時は怖くて、パパの後ろに隠れながら恐々見ていました)

恐竜にはまって、図鑑やDVD、図書館で借りて恐竜本を読んだり、

親以上の吸収力で恐竜博士になっていきました。

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さらに、そこから危険生物→古生物・化石→生物の起源→進化の歴史、さらに日本の歴史、世界の歴史へと、、、どんどん興味が広がって行きました。

今は、古生物学者になること、または生物の動きをロボットのプログラミングで再現すること、に興味をもっています。その他にも、やってみたいことがたくさんあり、選べないくらいだそうです。

興味・関心を広げるときのポイント!

親もいっしょに興味を持って面白がる!ことが大事です。

子どもが興味を持ったことをきっかけに、親も世界を広げるチャンスです。

恐竜に興味を持ったことはなかったけれど、何億年も前にとんでもない生物がいて、今と違う地球だったと知り、楽しいです。

②その次に興味を持ちそうなことを予測して、本を散らばす!!

生物に興味があるなら、昆虫も面白いかも。

強い生物にひかれているみたいだから、危険生物、恐竜が好きかも。

といったように、次に興味を持ちそうなことに広げて、本を散らばしておきます。
(図書館で借りてもよいと思います)

「こんなのあったよ、面白そうだったから置いといた」ぐらいでOK。

押し付けにならないように。

そのまま放置されていることもよくありますが💦

何かのタイミングで手に取って(暇してるとき)、

「あっ!面白い!」とはまって、世界が広がります。

③実際に見に行く、体験する

やはり、実際に実物を見たり、体験することはとても大事です。

たろうちゃんも、福井恐竜博物館で、恐竜の動くロボット、骨格標本、大きさを体験して、

衝撃を受け、その感動がずっと続いて、今に至ります。

これは、どの分野においても、そうだと思います。

(たとえば、サッカー好きな子が実際の試合を見に行ったり、選手と交流したり。)

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まとめ

子どもの興味の持っていることを広げていくことで、その子の目が輝きだします。

大好きなことを見つけて、はまった経験がある子は、集中力や取り組み方が違ってきます

そういう体験は大きな財産ですね。そして、その時期にしかできないことです。

また、本人が興味をもったことを広げるために、「自由で暇な時間」が大事です

習い事で忙しかったり、ゲームにほとんどの時間が取られると、興味関心をもつ暇がありませんから。

特に、幼児期や小学校低学年のころは、伸び伸びできる時間を確保してあげたいです。

探索と想像力の芽を大事に、、、、そこから枝葉を伸ばして、きれいな花が咲きますから(笑)。

ここはな。

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