ムスメちゃんは、ASD傾向、ADHD傾向があると言われています。
小学校高学年くらいから、お腹のトラブルが時々あります。
発達障害と、過敏性腸症候群(腹痛、下痢、便秘等)のような症状は、関連すると言われています。
お腹が過敏になるとき:ムスメちゃんの場合
①環境が変わるとき
旅行に出かけると、ひどい便秘になりやすいです。
旅行中、苦しくて、おいしい食べ物が食べられない💦
なんだか具合が悪い・・・となってしまいます。
②大きなストレスがあるとき
ピアノ伴奏の最終選抜で、ある女の子と一騎打ちになりました。
先生でも弾きこなすのが難しい曲でした。
「自分は完璧に一音も間違えず、合格する!」と練習をして、試験が目の前にせまった時・・・
急激にひどい腹痛と便秘になりました。
トイレで泣き叫び、パニックになって、夜間の救急外来にかかりました・・・(-_-;)小6のときです。
ちょっとこちらが、引くぐらいの状態で、、、
服をトイレで脱ぎ散らかし、便座の上に立って、ワーンワン泣いて騒いで、
「早く、救急車呼べ!」と言ってました💦
電話相談で症状を伝えて確認しました。
そこまで悪くなさそうだから、救急外来でいいですよ、と。
普通の便秘でした。
③集団生活での疲れ
中学生になって、時々学校で腹痛、下痢になると言っています。
給食後にお腹が痛くなり、授業中我慢するのが大変。ひどい下痢をする。
漏れてしまうのではないかと、不安になって、帰宅後「学校へ行くのが、心配だ!」と言ってきました。
お腹の過敏さへ対応していること(腹痛、便秘、下痢)
①腸内環境によい食べ物を意識する、ビオフェルミンを飲む
ASDや、ADHDの子は、ストレスをため込みやすいです。
特に集団生活は負担になっていると思います。
そのため、腸内環境が乱れ易いのかな、と思います。
また、ASDの子どもの腸内細菌に特徴があること、
腸内環境が良くないことが、ASDの症状の強さに影響していると言われています。
普段から、発酵食品など、腸内環境を意識して過ごすことが大切です。
②安心感をあたえる
★先生に連絡帳に腹痛、下痢になることを伝え、
給食の量を少なくしてもらうよう、お願いしました。
これは、本人が給食の量が多く、一気に食べるので、腸が動きすぎる、と言ったからです。量が少ないと、腸の動きがゆるやかになるかもしれません。あと冷たい牛乳が原因の場合もありますね。
先生に伝えることで、何か困った時に分かってもらえる安心感が出てきます。
★腸が動きすぎるのを止める頓服「ストッパ下痢止め」を持たせて安心させる。
これを飲めば、大丈夫!と思えるものがあるといいです。
これめっちゃ効くから!とおまじないの様に言って、持たせてます。
★どうしても、漏れるのが不安だったら、「おむつはけばいいよー」と言ってます。
ちょっとくらい漏れても、大丈夫!(^^)!。匂いも吸収する。今のおむつは優秀!
スーパーによさげな大人のオムツ、たくさん売ってますから!
「ママ、またおかしなこと言ってる」みたいな反応ですが。
安心できるなら、なんでもいいじゃない!と思ってます。
最終兵器があることも安心感になりますね(笑)
③自分の体調を予測する、理解する
環境が変わるとき、大きなストレスがかかるときに、お腹の調子を崩しやすい、と理解します。
そして、そうなるかもしれないと予測して、薬や対策を考えておきます。
2泊3日の校外学習のとき、しっかりお薬を準備して、出かけました。
結局、症状は出なくて、楽しめました。
いつもそうなるわけじゃない、体調によって症状が出ることがあるだけ、と話しました。
女の子は生理との関連もあるかもしれません。
(ムスメちゃんは、全然関係ないらしいですが。)
関連性が理解できると、より安心できますね。
まとめ
お腹のトラブルがあると、不安になって、それがまた悪影響になることがあります。
あまり深刻にならず、<こうやれば安心だよ>と安心感を伝えていきます。
「おむつはけば最強じゃない!誰もそんなとこ見ないし!」とか。
あとは、お腹のトラブルにならなかった経験も、とりあげます。
いつもいつもそうなるわけじゃない、と強調してあげます。
色々な要素が重なって、症状になる。
ムスメちゃんもそうですが、ストレスは感じていないそうです。ただお腹の調子が悪くなる。
つまり、学校生活でストレスがかかっていても、本人は無自覚(-_-;)。
ストレスに無自覚だから、体に症状が出ちゃうんだね、と話しました。
ここはな。