発達障害の薬を飲ませたくない・・・薬の必要な4つのケース

子育て
のん遊ぶ

発達障害のお薬をすすめられる。
親としては、なるべく飲ませたくない・・・と思われる方もいらっしゃると思います。

副作用や依存は大丈夫か、いつまで飲むのか、一生飲まないといけないのか・・・など様々な心配があると思います。

ただ、お薬を使う必要性が高い子がいます。
お薬を使うことで、子どものメリットが大きい場合
があります。
(とくに、学校場面で・・・)

どのような状態の子が、お薬を使うとよいのか、を解説します。

わが家の子どもが発達障害のお薬(ADHD)を使った体験談の記事はこちら⇒

授業中に座っていられない、クラスから出てしまう

授業中に座っていられない。

クラスから出て行ってしまう・・・。

とくに1年生では、座って授業を受けることが、最初はむずかしい子もいます。

学校生活になれて、改善してくる様子があれば大丈夫(*^^*)です。

1年生の3学期になっても、座っていられない、

他の子のところへ行って、勉強のじゃまをしてしまう、

クラスから出て行ってしまう、

この状態は、要注意です

1年生のうちは、担任の先生のほか、サポートの先生がついて対応してもらえても、
学年があがると、サポートの先生がつかなくなります。
(クラス内から出ていってしまうとき、必ず大人の見守りが必要になります)

<立ち歩いて他の子の勉強の邪魔をする、クラス内にいられない>と、
クラスの中で授業を受けることに意味がない・・・・(>_<)となります。

環境調整やお薬など、出来ることはためして、

なんとか、クラス内で授業を受けられるよう、努力する必要があります(*^^*)。

友達に手が出る、学校のものを壊す

学校で友達とトラブルがよく起きる。

その時に手が出てしまう(たたいたり、蹴ったり・・・)。

または怒れて、学校のものを壊してしまう(窓ガラスを割る、扉を壊す)

このような状態が小学校で続く(低学年以降もある)とき、お薬を使う効果が大きいです。

理由は、

友達との関係が悪くなり、クラスで浮いてくるから。

「あの子は暴力をふるうから、暴れるから、、嫌だな」
「いっしょに遊ぶのは、やめておこう」と、距離をとられる。

こどもたちは、理解力があがってきます。
そのような中、<怒れると手が出る状態>が続くと、
難しいです。

本人は、学校生活が楽しくなくなって、学校が嫌になってしまうことがあります

また体が大きくなると、相手にケガをさせてしまう、予想できない事故につながることもあります。

学習の遅れが目立つ

理解力はある。知的には問題がない。

でも授業を集中して聞けない。

がまん強く取り組むことが難しい

このような場合、小学校の3ー4年生ごろから、授業についていけなくなる可能性が高いです。

1,2年生のうちは、授業をしっかり聞いていなくても、
なんとかなります!!

学習は3ー4年生から、難しくなります。
授業をしっかり聞いていないと、ついていけません。

小学校3ー4年生で、学習についていける子と、ついていけない子に分かれます。
その差が埋まらないまま、中学までいきます。

<学習がわからない>と、どんどん学校がつらくなります。
学校は勉強する時間がほとんどです(>_<)。
学年があがるごとに、勉強時間が長く、難しい内容になります(>_<)。

つまり、小学校3,4年生でしっかり学習についていくことが、大事

理解力はあるのに、集中力がない。
がまん強く取り組むことが苦手。
そのような理由で、学習に遅れがみられるとき、

お薬を使って、ある程度授業を聞ける状態にしてあげると、効果が大きいです。

家庭での対応が大変なとき

学校では、がまんして、ある程度出来ている。
でも家に帰ると、そのストレスで大荒れになる。

やるべきことが出来ない。

いつもイライラしている。

親子のけんか、兄弟けんか、言い合いが毎日のようにあって、
大変だ!!!というときも、

お薬の効果が大きくある場合があります。

とくにADHD傾向があるお子さんは、自分の感情をコントロールすることが苦手です。

さらにASD傾向があり、自分の基準・こだわりがあると、対応が大変になる場合があります。

強い言葉や態度で、

家庭で、親子関係が悪くなってしまうと、親も子も不幸(T_T)。

いいことなしです~。

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まとめ

発達障害のある子が、お薬を飲む必要性が高い、効果が大きいケースは、以下です。

①授業中に座っていられない、クラスから出ていく状態が続いているとき
(1年生3学期~2年生になっても、その状態のとき)

②友達に手が出る、学校のものを壊すことが起きるとき

③学習に遅れがみられるとき
(知的に問題がないが、集中して授業を聞けない、根気強く取り組めない)

④家庭での対応が大変な時

①ー④の状態があり、医療機関でお薬を勧められたときは、

試してみる価値はあると思います!
長い目で見て、お薬を飲むことのメリットが大きい!と感じます。

お薬はずっと飲む必要がない場合が、多いです。

お薬を飲んでいる間に、よい行動、適応的な行動を身につけるからです。
(学校でこんな風にすごすと、自分も気分よくいられるなーと。)

お薬をやめた後も、効果が続くことが多いですよ(*^^*)。

皆さまの参考になれば、幸いです。

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ここはな。

プロフィール
カウンセラー、ブロガー
cocohana

子どもに関わるカウンセラー歴20年です。
臨床心理士、公認心理士。
ギフテッドであり、発達障害傾向の子ども2人を育てています。
子どもがのびのび成長し、自分の力を発揮できるよう応援したいです。

心理学と、医学部の大学院を出ています。

国立大学 臨床心理系大学院 修士課程修了
国立大学 医学部医学科大学院 博士課程満期退学

研究者には向いておらず、
カウンセラーになりました。

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