発達障害のお薬をすすめられる。
親としては、なるべく飲ませたくない・・・と思われる方もいらっしゃると思います。
副作用や依存は大丈夫か、いつまで飲むのか、一生飲まないといけないのか・・・など様々な心配があると思います。
ただ、お薬を使う必要性が高い子がいます。
お薬を使うことで、子どものメリットが大きい場合があります。
(とくに、学校場面で・・・)
どのような状態の子が、お薬を使うとよいのか、を解説します。
わが家の子どもが発達障害のお薬(ADHD)を使った体験談の記事はこちら⇒
授業中に座っていられない、クラスから出てしまう
授業中に座っていられない。
クラスから出て行ってしまう・・・。
とくに1年生では、座って授業を受けることが、最初はむずかしい子もいます。
学校生活になれて、改善してくる様子があれば大丈夫(*^^*)です。
1年生の3学期になっても、座っていられない、
他の子のところへ行って、勉強のじゃまをしてしまう、
クラスから出て行ってしまう、
この状態は、要注意です。
1年生のうちは、担任の先生のほか、サポートの先生がついて対応してもらえても、
学年があがると、サポートの先生がつかなくなります。
(クラス内から出ていってしまうとき、必ず大人の見守りが必要になります)
<立ち歩いて他の子の勉強の邪魔をする、クラス内にいられない>と、
クラスの中で授業を受けることに意味がない・・・・(>_<)となります。
環境調整やお薬など、出来ることはためして、
なんとか、クラス内で授業を受けられるよう、努力する必要があります(*^^*)。

友達に手が出る、学校のものを壊す
学校で友達とトラブルがよく起きる。
その時に手が出てしまう(たたいたり、蹴ったり・・・)。
または怒れて、学校のものを壊してしまう(窓ガラスを割る、扉を壊す)
このような状態が小学校で続く(低学年以降もある)とき、お薬を使う効果が大きいです。
理由は、
友達との関係が悪くなり、クラスで浮いてくるから。
「あの子は暴力をふるうから、暴れるから、、嫌だな」
「いっしょに遊ぶのは、やめておこう」と、距離をとられる。
こどもたちは、理解力があがってきます。
そのような中、<怒れると手が出る状態>が続くと、
難しいです。
本人は、学校生活が楽しくなくなって、学校が嫌になってしまうことがあります。
また体が大きくなると、相手にケガをさせてしまう、予想できない事故につながることもあります。
学習の遅れが目立つ
理解力はある。知的には問題がない。
でも授業を集中して聞けない。
がまん強く取り組むことが難しい。
このような場合、小学校の3ー4年生ごろから、授業についていけなくなる可能性が高いです。
1,2年生のうちは、授業をしっかり聞いていなくても、
なんとかなります!!
学習は3ー4年生から、難しくなります。
授業をしっかり聞いていないと、ついていけません。
小学校3ー4年生で、学習についていける子と、ついていけない子に分かれます。
その差が埋まらないまま、中学までいきます。
<学習がわからない>と、どんどん学校がつらくなります。
学校は勉強する時間がほとんどです(>_<)。
学年があがるごとに、勉強時間が長く、難しい内容になります(>_<)。
つまり、小学校3,4年生でしっかり学習についていくことが、大事!
理解力はあるのに、集中力がない。
がまん強く取り組むことが苦手。
そのような理由で、学習に遅れがみられるとき、
お薬を使って、ある程度授業を聞ける状態にしてあげると、効果が大きいです。

家庭での対応が大変なとき
学校では、がまんして、ある程度出来ている。
でも家に帰ると、そのストレスで大荒れになる。
やるべきことが出来ない。
いつもイライラしている。
親子のけんか、兄弟けんか、言い合いが毎日のようにあって、
大変だ!!!というときも、
お薬の効果が大きくある場合があります。
とくにADHD傾向があるお子さんは、自分の感情をコントロールすることが苦手です。
さらにASD傾向があり、自分の基準・こだわりがあると、対応が大変になる場合があります。
強い言葉や態度で、
家庭で、親子関係が悪くなってしまうと、親も子も不幸(T_T)。
いいことなしです~。

まとめ
発達障害のある子が、お薬を飲む必要性が高い、効果が大きいケースは、以下です。
①授業中に座っていられない、クラスから出ていく状態が続いているとき
(1年生3学期~2年生になっても、その状態のとき)
②友達に手が出る、学校のものを壊すことが起きるとき
③学習に遅れがみられるとき
(知的に問題がないが、集中して授業を聞けない、根気強く取り組めない)
④家庭での対応が大変な時
①ー④の状態があり、医療機関でお薬を勧められたときは、
試してみる価値はあると思います!
長い目で見て、お薬を飲むことのメリットが大きい!と感じます。
お薬はずっと飲む必要がない場合が、多いです。
お薬を飲んでいる間に、よい行動、適応的な行動を身につけるからです。
(学校でこんな風にすごすと、自分も気分よくいられるなーと。)
お薬をやめた後も、効果が続くことが多いですよ(*^^*)。
皆さまの参考になれば、幸いです。
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