こんにちは、ここはなです(*^^*)
6月12日は、飼っていた黒猫ココちゃんの命日です。
ココちゃんが脱走したとき、近所の野良猫たちが、家まで連れて来てくれました!
猫ちゃんたちとの不思議な出来事をお伝えします。
ココちゃんの脱走
ココちゃんは、寒い12月の朝、庭にいた子猫です。
「家に入れて!」とくり返し鳴いて、、、まだ子どもが1歳、3歳だったので、迷いました💦
夜、まだ駐車場にいて「家に入れてほしい!」と言ってきたので、保護しました。
やせて、汚れた子猫でした。
保護して数か月たった3月、子どもが開けた窓から、ココちゃんは脱走します。
もともと、近所に住んでいた野良猫で、土地勘もある、仲間もいる。
外に出たがっていたのです。
「この家の子になる!」と決めていたけれど、
室内飼いになるとは、思っていなかったのでしょう・・・。

ココちゃん大捜索
そこからオットさんと私でココちゃん大捜索がスタート!
はり紙をして、近所の人に聞いて回って、、、、
私は日中、近所を探していました。
オットさんは、毎日帰宅後、夜遅く探して歩いて、体調を崩すほどでした💦
(3月でも、夜は冷え込んで、寒かったです💦)
手がかりなく、時間が過ぎて・・・お庭を一晩中、ビデオで撮ってみたら、、、
夜中に来ていることが分かりました!!
大分やせて、食べ物に困っている感じ。
そこで、食べ物を置いて、つかまえようとするけど、警戒心が強くて、難しい。
捕獲機も作ったけど、ダメ💦
そうこうしているうちに、だんだんやせ細ってきます・・・。

近所の野良猫ちゃん
そんな風に、日々すったもんだ💦していたら、
近所の野良猫ちゃん2匹が、わが家のお庭を通るようになりました。
白のぶちの猫と、黒猫でした。
そして、お庭に来たときに、2匹の野良猫ちゃんにおやつをあげて、お願いしました。
「ココちゃんを探しているの、見つけたら教えてほしい」と。
猫の集会
夜中にオットさんと一緒に、ココちゃん探しをしていた、ある日・・・
近所の空き地(雑木林になっている)に、猫が集まっている場面に出会いました。
夜の外套がともる中、
うす暗い雑木林に、
一匹、また一匹と集まってくる、
言葉は交わさないで、
何かを伝え合っている、
お互いに距離をとりながら、
よく目を凝らすと、
あちらにも、こちらにも、猫、猫、猫!!!
この集会は何??(@_@)と。
そこで、「やっぱり野良猫どうしでつながっているかもしれない!!」と思ったのです。

野良猫が、ココちゃんを連れてくる
その時は、突然きました。
夕方、庭の倉庫の陰に、ココちゃんを発見しました。
そっと近づいてみると、ココちゃんの後ろに、白ぶちの猫ちゃんと、黒猫ちゃんがいます。
近所の野良猫ちゃんたちです(@_@)!!
ココちゃんが、怖がっていると、
野良猫ちゃんたちが、「行きなよ」と、後ろから押してくれているように見えました。
ココちゃんの好きなウェットフードを通路において、少しずつ家に近づけて、家の中に誘導しました。
入ったところで、そっとベランダの戸を閉めました。
そこまで、野良猫ちゃんたちは、見守っていました。
ココちゃんが家の中に入ると、2匹はお庭を通って、出かけていきました。

↑慢性腎臓病になり、余命があとわずかとなったころです。
とても外に出たがったので、亡くなるまで毎日、お庭や近所をお散歩しました(猫ちゃんお散歩ひもをつけて)。
野良猫の世界をのぞく
ココちゃんは脱走して、1か月たって、やっと保護できました。
近所の野良猫ちゃんが「この家に戻りなよ」「探しているよ」と言ってくれたんだと思います。
ココちゃんも、外の暮らしが捨てがたく、迷いがあったのかもしれません・・・。
やはり車も多くて、安全ではなく、
室内飼いにするしかなくて。
ココちゃんには不自由な思いをさせたな・・・と今でも心苦しいです。

その後、しばらく2匹の野良猫ちゃんは、そろってお庭を通っていました。
様子を見に来たのかもしれません。
おやつとお水を置いて、「ありがと」と伝えましたよ(*^^*)。
しばらくしたら、見かけなくなりました。
野良猫の世界は厳しいです、そう長くは生きられないのです。
今振り返っても、不思議な体験だった、と思います。
夜中の猫会議に遭遇して、
人間の世界とは、違った世界があるんだなーと知りました。
ポッと不思議な世界に入り込んでしまった・・・みたいな感覚でした。

もし、猫ちゃんを飼われている方がいて、脱走したときは、
近所の野良猫ちゃんに捜索を頼んでみるのも、よいですよ(*^^*)。
猫ちゃんの集会で、話し合ってくれるかもしれません。
猫は情が深いですね・・・。
愛しい猫ちゃんの世界でした。
ココちゃんの命日に♡

ここはな。