小学校低学年の宿題・・・書き取り、計算カードで、苦労しました!
まず、取り掛からない!!!帰宅後は疲れているし、「めんどくさい」。
何度も声掛けして、書き取り帳を机に並べて、それでもグッダグダ!
「宿題に取り掛かるための工夫」について、振り返ります。

取り掛かっても、1行書いたら「はああー(´Д`)」とため息をつき、
ぐでーっと、机に伏せてしまう。
または、癇癪。「こんなん、できん!!」わあああーん!(>_<)
いったい、いつ終わるんやっ!!
書く場所がわからなくなり、「どこ?どこ?(@_@)」となるから、
横について「ここ!」と指で指し示し、「はい書くよ、はい次ここ!」と激励。
書き取りを終わらせるのに、1時間以上かかる・・・。
親も子もへとへと。
弟たろうちゃんは、知的にでこぼこがあり、
ワーキングメモリ(聞いた内容を記憶したまま、頭のなかで操作する)と、
処理速度(目と手を動かして素早く作業する)が低く、特に苦労しました。

宿題に苦労する背景
①集中力が続かない。すぐに気がそれて、どこかへ行く。
②先の見通しが持てず、「すんごい大変なこと!」と感じてしまう。
③<書く字をいくつか>覚えることが難しい
覚えられる範囲が短く、1字ずつ見て書くなど。黒板を書き写すことも大変。
④作業すること自体に時間がかかる(1)目と手の協調運動が苦手:
離れたものを見て、自分のノートに書くことが難しい
(2)手先の不器用さ
手先が不器用で字が整わない、力の加減ができないなど・・・書くことが苦手だったりします。
⑤気持のコントロールの難しさ
すぐ怒れる、嫌なことは取り組まない、我慢が嫌い。
などでしょうか・・・。
宿題の「取りかかり」に効果があること
「5分だけ集中しよう」作戦!
●ストップウォッチを使って、「とりあえず5分だけ集中してやってみよう」作戦!
「5分はすぐだから、やってみるか」と、とりかかるハードルが下がる。
5分集中してやると、結構書ける!!、「あとちょっと!」と気が楽になり、取り組みやすくなる。
●5分取組めたら、むっちゃ褒める。
「5分でこんなに出来たの!すごいじゃない!あとちょっとだね!」
●無理強いはしない。5分やったら、基本的に休憩。「もっとやろう」とは言わない。
休憩して、おやつ食べてもよいことにする。本人が「あとちょっとだから終わらせる」と言うなら、続けてもよし。でも、むっちゃ褒める。
「すっごいじゃーん!(#^^#)」

●これを繰り返しすると、<5分でこの程度やれる>と時間の感覚がつかめてくる。
すっごくめんどうで大変、と思っていたことが、案外と早く終わるな、と感じる。

まとめ
宿題は「大変なこと」「苦手」「怒られる」など、嫌なイメージをつくらないことが大事です。
とにかく、明るくほめて、気持ちをのせてのせて、あげあげ↑↑で、やるとよいです。
学年があがると、宿題はパパッと終えられるようになります。
ここはな。