こんにちは、ここはなでーす(*^^*)
発達障害の傾向や、育てにくいお子さんへの対応方法を紹介します!
これをコツコツ続けると、お子さんが必ず変わってきますよ(*^^*)
子どもには、得意不得意がある
すべての子どもたちは、得意なことと、苦手なことがあります。
発達障害や、育てにくい傾向があるお子さんは、得意なこと、苦手なことの差がとくに大きいです。
得意なことは、自然にパッとできるけれど、
苦手なことは、なかなか出来るようになりません。時間がかかります。
そして、苦手なことは、普通のお子さんのペースで、成長しないことがあります。
たとえば、「学校の支度をする」は、小学校低学年で大体の子は出来るようになりますが・・・・
それが全然できなくて💦高学年でやっとなんとか出来るかな?という子もいます。
全然、一般的なペースで発達しない場合があります(T_T)
そういう子には、あまり急ぎすぎず、
ある程度、こちらがやってあげて・・・(無理にやらせようとすると、お互いストレスになります)。
やり方のコツをつかめるよう、教えていく必要があります。
やり方を教えていくときに、叱られてばかりだと嫌になります。
「あとちょっとだよ」「今日は出来たね」などと励まして、ほめながら。
苦手なことに取り組むのは、大人でも嫌です。
ゆううつです(-“-)。
それに取り組んでいるだけでも、本当にえらいです(*^^*)!!

日本人は、ほめることに慣れていない
どうでしょう?小さいころをふりかえって・・・
ほめられたこと、ありますか?
そんなにないかも!が、ほとんどではないでしょうか。
また、最近ほめられたこと、ありますか?
残念ながら、私は無(--〆)です。(こんなにがんばってるのにィィィ!!)
日本では子どもに対して、なんとなーく状況を読んで、親の雰囲気を読んで、
叱られないよう行動しなさいよ!それが正解です!みたいな対応が多いです。
でも、状況や、親の雰囲気を読んでって、
発達障害の傾向がある子や、育てにくい子にとっては、一番苦手!!
だから、そういう育て方では、叱られっぱなしになるんですね・・・(T_T)。
叱られることで悪循環になる
叱って、<何が悪かったのかな?>と本人に考えさせて、修正させる。
・・・という対応が、日本の子育て・教育のやり方でした。
でも、発達障害傾向のある子や、育てにくい子は、
自分でどうすればよかったかを考える、気づくことが難しい!
状況を読んで行動することが難しい!
だから、また同じことをして、叱られることを繰り返します。どんどん、もっと強く叱られるようになるわけです。
この「悪循環」をやめるために、
⑴子どもが出来ていることを見つけること、
⑵何が難しいのか、何が難しくさせているのかを知ること、
⑶あとちょっとで出来そうなことを応援すること、
が大事になります。これから、その方法をお伝えしますね!!

まず書き出してみる!
紙を1枚用意してください!(^^)!なんでもよいですよ。
紙を3つのエリアに分けて、①~③について書き出していきます。
対象は、1人の子に限定してくださいね(複数だとごっちゃになるので💦)
①子どものよいところ、出来ていること
②子どもが努力していること
③子どもの困ったところ
を書き出します。
【ポイント1】
なるべく、「具体的な行動で書き出す」ようにしてください!
私たちは、性格はなかなか変わらないことを知っています(^^;)。
でも行動は、変えることができます!!
行動レベルでとらえることが大事です。
【ポイント2】
①子どものよいところ、を考えるとき、ぐぐっとハードルを下げる!!(^O^)
私たちは、よいところって、「特別」、「優れている」「誰かに自慢できること」と思いがちです。
ぜんぜん普通のことでいいんですよ(‘ω’)ノ
当たり前のことでも、出来ていたら、よいところなんです♡
たとえば、朝、学校に間にあうように起きた。
朝ごはんを食べた。
「パジャマじゃいかん」と思って、着がえた。
当たり前のことも、出来ていたら、すばらしいんです!!
がんばっているんです!!
学校行くだけで、めっちゃがんばってるし、えらいと思う!!(>_<)
【ポイント3】
②努力しているところは、本人がやろうとしていること、サポートがあったり、状況によっては、できること、です。
そして、この努力しているところを書き出してみて、
その中で半分以上、60パーセントくらい出来ていることは、もうそれは、「できています」。
ですから、本人のよいところに加えてあげましょう!!
たとえば、靴下は脱ぎっぱなしだけど、声かけすれば、洗濯物に出す。
声かけ10回のうち、6回できていたら、それは「よいところ、できていること」です(*^^*)。
書き出してみて、どうでしょうか???
意外と、「よいところもあるな・・・」、「出来ていることもあるな・・・」。
見えてきませんか?(*^^*)
とにかく、ぐっとハードルを下げて、
特別じゃなくていい。当たり前のことでも、出来ていたら素晴らしい!!んです。

ほめてみましょう
「よいところ、出来ているところ」
「努力しているところ」を書き出してもらいました!
それが出来たら、ほめてみましょう!!
(なるべく具体的な行動をとりあげて、ほめてください。)
<そんなの当たり前!!>だから、ほめる必要がないと思われる方もいると思いますが、
いいんです!!ほめちゃって!!(#^^#)
出来てもほめられない、出来ないことは叱られる・・・
これだと、罰ばっかり与えることになります(T_T)
出来ていること、努力していることは、ほめて、認めて、
よい行動が増えるようにします。
これは、ほめることは、行動を修正することにつながります!
できるだけ、具体的な行動をほめるようにしてくださいね!
そして、発達障害や育てにくい子の特徴として、
罰を与えられるより、ほめられる、何か報酬があるほうが、身につきやすい特徴があります!!
また、ほめることが、甘やかしにつながるのではないか、という考えもあると思いますが、
出来ていることを、<それでいいよ>と伝えることは、甘やかしではありません。
たとえば、家で暴れて物を壊した⇒「元気がいいねー」は、甘やかしです(^^;)
ダメなことや、許容できないことは、しっかりダメと伝える。
その一方で、出来ていることを「それでいいよ」と伝えて認めることで、よい行動を増やすことができます。
ほめたときの反応をみる
ほめたときの、子どもの反応を観察しましょう(^O^)/
どうでしょうか?たとえば・・・こんな感じ?
・無視する(ふーん(-.-)と)
・素直によろこぶ
・照れて、恥ずかしそうにする
・調子にのって、ノリノリー!!(^O^)
・気味悪がる(「何かあった?!」(@_@)と)
どんなほめ方やタイミングがよいか、反応をみながら、研究してみてください。
ほめ方の例:
「ごはん全部食べたね、すごいじゃん!」
「洗濯に入れてくれて、助かるー!」
「おもちゃ、片づけたね」
「〇〇できたね」、「〇〇したね」、と確認するだけでも、ok です!!
大げさでなくていいんです。
<見ててくれたんだな、注目されたな>だけで、効果があります!!
とくに、年齢があがっている子には、さりげなーく、伝えるといいです(*^^*)。
幼稚園や低学年の子どもは、素直に喜んでくれるので、思いっきりほめてくださいね。

そして、子どもに限らず、
夫や妻、まわりにいる家族をほめてみましょう!
(いろいろやって、当たり前!!で、感謝されたり、認められる機会が少ないですから・・・)
ほめる、よいところを見つけるのをクセにしてしまう。
やっといてくれたんだぁ、助かるー。
今日は支度早いじゃーん!など。
自然に口から出るように!!
最初、ほめるの難しく感じるけど、やってるうちに、上達してきます(#^^#)!
あきらめず、続けてくださいね!!
ほめ忘れても、またチャレンジすればよいですから!!
継続は力なり!!(^O^)/
ほめを続けるうちに、子どもの気持ちが安定してきます。
気難しかったり、育てにくい子でも、気持ちに余裕が出ると、
ガマンできることが増えます。
そしてほめている側も、「よいところ探し」をするので、
おだやかーな気持ちになってきます(*^^*)
次の記事では、③困っていること、すぐには解決しないことへの対応方法を紹介しますね!!
ぜひ、お付き合いくださいませ(^O^)。次の記事はこちら↓
ここはな。