私は黒猫に縁があります。
先代黒猫ココちゃんは、寒い日にお庭にいて、1歳と3歳の子どもが騒ぐにも関わらず、「お家に入れて!」と頼んできました。
痩せた子猫でした。
子どもが小さいから、「ごめんね、入れてあげられないの」言いました。
午後、買い物から帰宅したら、玄関で待っていて、「入れて!」と鳴きました。
ご飯とお水をあげて、「困った、飼ってあげられないんだよ」言いました。
帰宅した夫に、猫の話をしました。「まだいるかな?」と夫と庭に出たら、私の車の下から出てきました。
「玄関に入れて、暖かくしてあげよう」と夫が言い、我が家の子になりました。
ゴロゴロ言って、大人しく、本当に良い子でした。ちょっと長毛のふわふわの黒猫でした。
1歳や3歳の子どもが、尻尾を引っ張ったり、乱暴しても、一度も怒らず、引っ掻くこともなく、穏やかでした。
大きな声で、子どもをひどく叱ると、「ママ、やめてね」と私に近寄って、手をかけて、鳴きました。
子どもが泣くと、なぐさめに行って、そばにいてくれました。ココちゃんをなでて、落ち着いていました。
私以上に素晴らしいお母さんでした。
ココちゃんがいてくれたおかげで、ワンオペ育児&難しい子2人を育てることができました。
本当にありがとう。
ココちゃんは、9歳で腎不全で亡くなりました。
ココちゃんを思うと、勝手に涙が出てきます。
ココちゃんが亡くなって、庭にバラを植えました。
ピエール・ドゥ・ロンサールです。
ココちゃんのお花が今年もきれいに咲きました。
ありがとう、ココちゃん!
ここはな。