兄弟姉妹関係で、上の子(長男・長女)への対応が難しいことがあります。
上の子の癇癪がひどい、手がかかる、対応に困る、そんなときの対応についてです。
下の子が生まれると、親は上の子には<自分のことくらいやってほしい>
<下の子が産まれて大変なんだから!>と、
知らず知らずのうちに、要求が高くなってしまいがちです。
親が、より小さく弱く、保護が必要な下の子に注意集中が向くのは、仕方ないことだと思います。
(本能で、生存力が弱い子に、より注意や保護を与えようとするのだと思います)
ただ、上の子だって、下の子が生まれて急に<自分が一番ではない>ことを受け入れるのが大変で、混乱しているのです。
こういった問題が続き、
上の子と親子関係がこじれてしまう。
上の子があまり可愛く思えない・・・という問題に発展することがあります。
そして、それが尾を引いて、長年親子関係がうまくいかなくなってしまう・・・。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
我が家もそうでした・・・もともとムスメちゃんは、育てにくい子であったのですが、
たろうちゃんが生まれて、より親の余裕がなくなりました。
ムスメちゃんの癇癪やわがままがひどくなる、弟を敵対視する、
なんでこんなに大変なの?育てにくいの?!と親子関係がこじれました。
小学校高学年くらいまで、あまりよい関係ではなかった・・・けっこう長い(◎_◎;)。
では、余裕がない中、上の子にどう接してあげるとよかったのか・・・。
対応方法で簡単で、最も効果があったなあーと思うのは、
下の子が見ていないときに、特別なお菓子をあげる!!です。
「いつも頑張っているね」とか、「ムスメちゃんだけ、特別ね」と言って、
本当にちょっとしたお菓子、残ったお菓子1つ多く食べていいよ、ぐらいでいいです。
こっそり、渡す。
すると、自分は特別扱いされている~(#^^#)と、
上の子の”気持の余裕”が一気にあがります。
ちょっとご機嫌になったり、弟に優しく出来たり。
特に、損得に敏感なお子さん、自分が損することが嫌い!なタイプには特に効果的です。
ムスメちゃんは、食い意地が張っていること、損することが大嫌いだったので、より効果があったかもしれません。
親側の負担や手間もあまりかからず、そんな風にちょこちょこ特別扱いしてあげると、
よりよい親子関係が作りやすくなる!と思います。
「上の子に配慮することが大事だ」と頭でわかっていても、
実際下の子が産まれて、余裕がない中で、対応することは難しかったです!!
振り返って、ムスメちゃんの気難しさやわがまま、癇癪には、
下の子への嫉妬が大きく影響していたかもなあーと思うのです。
ぜひ、下の子が生まれて余裕がない、上の子への対応が大変だよ、と言う方、試してください。
もしくは上の子が聞き分けがよい、我慢しがちな子にも、同じように特別扱いしてあげてください。
ここはな。