ギフテッド英才型の検査結果

ギフテッド
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ムスメちゃんは、10歳でギフテッド傾向と、子どもの心理発達の医療機関で言われました。

加えて、ADHDやASD傾向(発達障害)もちょっとある・・・(^^;)
ギフテッドに、ともなったものですねーと言われました。

小さいころから、発達が早い、敏感、
何か変
💦(T_T)という感覚はありました。

ギフテッド英才型の検査結果を振り返ります。

ギフテッド英才型の検査結果!

何年も前にとった検査結果です。
ムスメちゃんの了承をもとにのせます。

こちらが結果です!

なだらか~な線です。

ムスメちゃんの場合、大きな得意不得意はありません。

いわゆる英才型の特徴です。

検査結果を見て、
よりムスメちゃんを理解できるようになりました。

弟のタロウちゃんは、能力のでこぼこがあるギフテッド2Eです。

興味がある方は、
「ギフテッド2Eの検査結果」の記事で、
検査結果を比較してみてください。

ギフテッド英才型のムスメちゃんに起きたこと

小学校に入4年生後半ごろ、自分の能力を隠すようにになってきました。

テストで急に60点、70点ばかり取る。

「勉強なんか、めんどくさいし!、やりたくないし!」
(゚Д゚)ノぽーいと放り出す。

気持ちも荒れていました。

本人が周囲との差、自分だけ浮いていることに気が付いて、
能力をかくそうとしていたのです。

こういうことは、わりとギフテッド傾向の女子に見られるらしいです。

女子は周りの子の反応に敏感です。

グループの中でうまく過ごすことが求められます。

そして、女の子が賢いことが、それほどよく思われない・・・
という社会的な雰囲気もあるのかもしれませんね(-_-;)

男子だと、賢いことを自慢できるし、一目置かれたりもするのですが。

ギフテッド女子は、高学年、
集団生活の中で、大変になることがあります(;O;)

くわしくは、こちらの記事をみてください

検査結果の分析

普段のムスメちゃんの様子から、検査結果を分析してみます。

●知的にはとても高いわけではない。
(言語理解IQ115や、知覚推理IQ122は、平均IQ100よりは高い程度。
ギフテッドはIQ130以上です)

●言語理解が低めだったのは、
一般常識の理解がずれていることから来ていると思う。
ASD傾向があり、自分基準なところがあります。

●どちらかというと、ワーキングメモリ(IQ126)や、処理速度(IQ127)が得意

●全体に凸凹がないため、トータルのIQは高め
(IQ130ぎりぎりギフテッド!)になっています。


ワーキングメモリや処理速度が得意なため、
器用に素早く情報を処理できます

ワークも素早く、たくさんの量をこなせます。
120パーセント自分の実力を出せるタイプです。
→弟のタロウちゃんと真逆!

小さいころからまわりより早くできる傾向がありました。

でも、それほど知的に高いわけではない(^^;)。
オーバーワーク気味になりやすい。

数学が難しくなると(中2以降)、つまづいております💦

<ワーキングメモリーが強い>
→耳で聞いた情報の処理が得意。
言われたことを保持できます。

ピアノを3歳から習っているのですが、
聞いた音を同じように繰り返したり、パパっと覚えて弾いたり、
音の処理が得意です。

<処理速度が得意>
→指先が器用。目と手を協調して動かすのが得意。

指を早く動かせる・楽譜を目で追いながら、同時に弾くことも得意。

まさにピアノ向き!!

字を書くことも、すばやくできます。

ムスメちゃんの医療機関受診

ムスメちゃんは、小学校4年生で、
家で大荒れになりました。

手に負えなくなり、医療機関を受診しました。
関連記事はこちら⇒小学校高学年での医療受診

初診では、心理士(私と同業者です)の方から、

・現在の困りごと
・小さいころの発達の様子
・本人の特徴(性格や行動パターンなど)
・家族歴(家族の構成、家族の中に同じような人がいるかどうか、病気や障害等)

など1時間ほど話をします。

そのうえでドクターの診察です。
午前中いっぱいかかります。

その時は、ADHDの薬と気持ちが落ち着く漢方を処方されて、終わり。

次回病院に行ったときに、
「知的には問題はないが、得意と不得意のでこぼこがある気がする
とドクターに伝えて、

「じゃあ、検査取ってみようか」とWISC検査実施になりました。

のんくん
のんくん

ギフテッドの場合、知的には問題がないケースがほとんどです。

問題がないと、検査を実施されない傾向があります。

学習に問題がないなら、検査をする理由がないのです。

ただ、ギフテッドの中には実は得意不得意の差があって、困っている子がいます。

「得意不得意の差が大きい気がするので、検査を受けたい」希望を伝えてみてくださいね。

英才型まとめ


ギフテッドの英才型は、能力の凸凹が少なく、

小さいころから、ギフテッドとしての特徴が表れやすいです。

周りから認められたり、支援を受けやすい状況があります。

でも期待される分、大変で、
オーバーワークで疲れたり、
周囲との差に悩んだり、という問題も抱えています。

ギフテッド英才型の検査結果の内容でした。
参考になれば幸いです。

ここはな。

プロフィール
カウンセラー、ブロガー
cocohana

子どもに関わるカウンセラー歴20年です。
臨床心理士、公認心理士。
ギフテッドであり、発達障害傾向の子ども2人を育てています。
子どもがのびのび成長し、自分の力を発揮できるよう応援したいです。

心理学と、医学部の大学院を出ています。

国立大学 臨床心理系大学院 修士課程修了
国立大学 医学部医学科大学院 博士課程満期退学

研究者には向いておらず、
カウンセラーになりました。

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