富士山を望む絶好のロケーションの田貫湖キャンプ場。7月下旬に訪れました。湖と富士山の景色をゆっくり楽しむために訪れた今回のキャンプは、想像を超える体験になりました。
命の危険を感じるほどの激しい雷雨、そして嵐が過ぎ去った後に現れた幻想的な霧と湖、富士山の刻々と変化する景色。自然の厳しさと美しさをこれほど感じたキャンプは初めてです。
この記事では、実際に利用してわかったサイトの様子、夏キャンプの注意点、雨上がりに出会えた素晴らしい景色をご紹介します!
田貫湖キャンプ場はどんなキャンプ場?
静岡県富士宮市にの富士山のふもとにある、田貫湖のほとりのキャンプ場です。
富士山と田貫湖の景色が素晴らしいです。
夏の気温と虫刺され(ブユ)対策
気温は、静岡市や浜松市が35度越えの日に、30度~32度くらい。
2-5度涼しい感じ。
それでも日向は暑く感じます。
風が吹くので、日陰にいれば、しのげます。
田貫湖湖畔は、ブユが発生する場所です。
夫が半ズボンで過ごしていたら、足首、すね近くの多数からか点々に出血。
何も自覚症状がなく、「なんだろ?」。それがブユでした!!
時間が経つと腫れやかゆみ、痛みが強くなります。
一日過ぎると、足首全体が腫れて、立つと痛みが出ます。
ほんとうに厄介。
ブユは毒素を持っているので、皮膚に炎症反応がおきます。
長袖、長ズボン、虫よけスプレーで対策してくださいね!
もし刺されてしまったら、ステロイド成分が入った市販の治療薬を使ってください。
わが家は家にあったリンデロンで、数日後にかゆみや腫れがおさまりました。
夫は赤黒く丸い虫刺されの痕が残りました。
Aサイト、Bサイトどっちを選ぶ? Aサイトの特徴
田貫湖と富士山の景色が楽しめるのは、Aサイトです。
また駐車場から近いので、荷物運びが楽(*^^*)。
富士山と湖の景色を楽しみたい人は迷わずAサイトを選びましょう!!
Aサイトは、芝生の広場になっていて、木陰は少ないです。
ただ駐車場からすぐ、入り口近くに木があります。
その木陰で3~5組テントを張れます。
駐車場からすぐなので、荷物運びも楽です、
雨や雷になっても、すぐに車に避難できるのは安心。
売店やトイレ・炊事場も近い。
夏は争奪戦になりそうですね。
その分、テント間が近く、にぎやかになります。
↓Aサイトのテラス。朝日の富士山。

それ以外の木陰の場所は、
湖から遠く道を挟んだスペース(広くはない)くらい。
夏場に木陰以外にテントを張る場合は、タープを使って涼しく過ごす工夫がいるでしょう。
わが家は、なるべく静かにゆっくり過ごしたかったので、
AサイトとBサイトの境目くらいの木陰をリビングに。
湖近くの平らな場所でテントを張りました。
勾配があり、テントを張るのに適していない場所もあります。

注意点は、Aサイトの湖に向けてテラスがあります。その近くにテントを張ると・・・・
観光客の方がテラスにどんどん来るので、ちょっと落ち着かない。
ラブラブ♡カップルが来てました。
また低い場所なので、雨などが降ったときは、
テント内がびしょびしょになるかもしれません。
ですから、Aサイトはデッキから少し離れて、ちょっと小高い場所。
富士山側を入り口にテントを張ると、景色がばっちり見えますよ!!
Aサイト、Bサイトどっちを選ぶ? Bサイトの特徴
Bサイトは奥まった場所にあり、景色はあまり・・・。
駐車場から遠く、車から荷物を運ぶのが大変。
ただ、混雑しているシーズン、ゆっくり過ごしたい人によいかもしれません。
わりと木があり、木陰にテントを張りやすいです。
Bサイトであっても、ちょっと歩けばAサイト。景色を楽しめますよ。
なるべくゆっくり、静かに過ごしたいから、混雑しているときはBサイトでもいいかなーと思いました。
炊事場やトイレはきちんとあります!
Bサイトはこのような場所↓

田貫湖キャンプ場の過ごし方
田貫湖の周りは3キロほどのお散歩コースになっています。
ダイヤモンド富士を楽しめる富岳テラスがあります。
木々が生い茂り、気持ちよく森林浴が楽しめます。
湖にいる野鳥を観察できます。
ぜひ、お散歩してみてくださいね。

サイクリングもできますが、
歩行者にぶつからないように十分気を付けてください。
富岳テラスからの絶景↓朝。

近くには「白糸の滝」、「まかいの牧場」、「朝霧フードパーク」、「富士山本宮浅間大社」・・・たくさんの見どころがあります。
2泊、3泊と予定を立てて、回るのも楽しそうですね!
キャンプした日の混雑状況
7月下旬の日曜にテント泊しました。
11時に着いた頃には、前日に宿泊された方のほとんどが帰られていました。
日曜泊で空いているかなあと予想していましたが、予想以上に空いていました。
暑さと、一時的に雷雨予報だったので・・・キャンセルもあったのかもしれません。
なんと、Aサイトには6張のテント、Bサイトは0でした!!!
駐車場から近い入口近くの木陰に、4-5テント。外国人の方が多かったです。
わが家はぽつんと外れたところに。
まるでボッチキャンプ。
田貫湖の絶景ひとり占めで、最高でした!

突然の雷雨、雷に打たれて死ぬかも!とパニック!
夕方ごろ雨の予報でした。そこにちょっと雷マークもついてて。
でも、14時の時点で、降水量は1ミリとなっていたので、
「パラパラ降る程度だね~」と言っていました。
バーベキューをして、雨が降る前にテントを張って、
3.3キロのお散歩に出かけました。
雨が降っていないと、こんなにのどかな風景なんです。

のーんびり、テントに帰ってすぐに、
雨が降り出して、それが一気に激しくなる。
同時に、雷が。
雨はどんどん激しく、雷がぴかっと光って、どーん!!と鳴った数秒後に、また雷。
なんなら2つ3つ同時に来る。
かなり近くに落ちている!!!
すごい光と音!!
周り中に50発、100発と落ちるような状態。
最初は落ち着いて、すぐに終わると思っていたけれど、
それが20分、30分やまない。
途中から、もうヤバい!!近くに落ちるかもしれない!!
(じっさいに落ちてますから・・・)
テントに落ちるかもしれない!!とパニック状態に。
「地面に伏せて手足をつけたほうがいい」と言うので、
びしょびしょになりながら、そうして。
今度はテントの中が水たまりになって、私たちは浸かっている状態。
それは逆に感電して危ない!!と、近くの炊事場に避難。
雨と雷雨が一時弱まったとき、傘を差さずに全力で走りました。
↓一気に雲行きが怪しくなったところ。

もうね・・・雷がおさまったら、さっさとテントを片付けて、すぐ帰ろう・・・と思いましたよ。
こんなところで、キャンプなんてとんでもない!!と。
雷で、炊事場、トイレ、ライブカメラなど、全部ダメになっていました。
水回りのポンプが動かなくなって、炊事場、トイレの水が出ない。
ライブカメラが破損してしまいました。
本当に怖かったです!!!(‘Д’)(‘Д’)(‘Д’)
雷雨後に現れた、刻々と変化する絶景!!!
もう、気持ちも萎えて、
「もうキャンプなんて嫌!」
「車に避難できないキャンプはしない!」
「帰ろう」
と思っていたのです。
ところが・・・
雷雨がおさまって、一気に雲が晴れていき、
湖と周囲の山に霧がかかって、
雲の中から富士山が表れ、夕日に照らされて、
刻々と変化する自然の姿が、本当に素晴らしかったのです!!

ずっとその景色を見ていたかった・・・。
一瞬も見逃したくないな・・・と。
今まで生きてきて、一番の絶景でした。
雲の隙間から光がさしてきて・・・↓

一気に気温が下がって、涼しくなって。
ああ・・・生き延びれた!という安心感と、
自然の美しさの感動と。

この数10分での感情の激しい入れ替わり、
なんなんでしょう?となりました。
ほんとに素晴らしかったです。
命かけたかいがありました(笑)。
湖の上には霧がサーっと流れていきます

↓富士山も一瞬一瞬で違う姿に、どんどん変化していきました。
頭にソフトクリームのような雲を乗せて、夕日に照らされる富士山。山肌が赤く見えました。

ただ、毎度こんなではないと思います。
大体、炊事場やトイレが壊れて、ライブカメラが壊れてって、
しょっちゅう起きることではないはず・・・。
たまたま局所的に雲が発生したのだと思います。
雷雨のときは・・・対処方法
オートキャンプで車が近くにあるキャンプは安心なんです。
車に避難できますから。
オートキャンプではない、駐車場が遠いときは、
天気予報をちょいちょいチェックして、詳しく雨雲の予報を見ておくこと。
1時間単位で変わることがあります!
とくに大気の状態が不安定なときは注意ですね。
雷雨になりそうなときは、車に避難して様子を見る。
車に避難できるところに、いる。
避難できる場所を確認して、シュミレーションしておく。
こんな人におすすめ!
田貫湖キャンプ場は、富士山と湖の絶景が楽しめる、美しいキャンプ場です。
トイレ、炊事場、シャワーもあり、快適に過ごせます。
ただ、オートキャンプではないので、多少の不便や大変さがあります。
荷物運びでは、体力が削られます。
(ちなみに、台車を借りれるので、ワゴンがなくても大丈夫です!)


夏場は、木陰が少なく、苦しい時間帯があります。
しっかり対策をされて、美しい絶景を見に行かれるとよいと思います。
美しい自然をゆっくり楽しみたい方、一人占めされたい方は、平日がねらい目ですね。

↑朝、台車で荷物を運ぶオットさん。
参考になれば、幸いです。
ここはな

